4歳児からのプレゼント お返しは??
朝と夕方、毎日散歩がてら徒歩通園しています。
2歳の娘と手を繋ぎ、4歳の息子と手を繋ぎ、娘と息子が手を繋ぎ。
飛行機雲を眺めたり、ゴミ収集車がゴミを飲み込む様子を観察したり、玄関口に置かれている動物の置物や、鉢植えを探しながらの登園は貴重な親子タイム。
ながら、ではなく子供だけをしっかり見れる平日の数少ないひと時です。
そんなある日の夕方、少し遅れて後ろを歩いていた息子、「ママー」走って追いつくと、「これママに。」
手渡してくれたのは小さな花。
道に咲く小さな花を摘んで来てくれました。
可憐な花、息子の気持ちに頬が緩んだのは言うまでもなく。
仕事帰り、疲れた体で自身と娘の荷物を持って(息子は自分でリュック)幼児二人と歩いて帰るのはそれはそれで大変です。
息子はともかくまだ2歳の娘はマイペース。走ったり止まったり、興味ある物の前でしゃがみこんだり。動かなかったり、泣き出したり。
自転車の方がよっぽど早いし楽。
でも彼らの体力作り、親子のコミュニケーションとして歩いています。
時間はかかるし疲れるけれど、それ以上に得る物がありそうで。
息子がくれた小さな小さな野花。
一番小さなガラス瓶にすら活けられないちぎりっぷり。
私が家の中で一番多くの時間を過ごす台所で心を温めてくれます。
お花好きやねん。
紫色も好き。
子供って驚くほど母親の一言一言を覚えています。
一心に向けられる愛情、絶対的な信頼。
私も彼にあげたいな。
思い出せば彼が心強くなる、濃くて深くて温かい、見えないけれど確固たる物。
満たして満たして何がどうあっても枯れない泉を作ってあげたい。
改めて思わせてくれる小さなお花、息子からのプレゼント、ありがとう。