七分目

暮らしと心の余白作り

三歳児の思いやり 配慮と自制心

三歳半の息子と暮らしていると、日々沢山の事を教えられます。

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思い込みや先入観によって思考を制限、抑圧されたり、環境や教育によって色を着けられていない彼、ふっとした感情、行動が「これが人の本質なの?」と思わせることも。

 

道を歩く時、必ず手をつなぎたがる彼、歩道でも、公園でも、車や自転車が来ない室内でも、手をつなぎたがります。

安全の為にはいいのですが、こっちが重たい荷物を持っている時、1歳の娘を抱えている時は地味に辛いのが本音。

「車の来ない所では手を離してもいいよ」

なかなか聞いてはくれません。

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それでも先日の雨の日、私はベビーカーを押しながら傘、リュックにぶら下げ荷物と手一杯。そうすると・・・・・・

 

「お手てつないでー」

 

言いませんでした。カッパを着た彼、健気に一人で黙々と歩いてくれました。

 

状況を見て判断し、自分の欲求を自制する力、いつの間にか着いていました。

大変な状況の私を思いやる心、いつの間にか育っていました。

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嬉しくて、優しさが有難くて、大げさじゃなく涙が出そうになりました。(疲れ過ぎ?)

 

 

人を思いやる。自分の気持ちより他人を優先する。

 

人って本当はそうできているのかも。

周囲を気遣う気持ちは本質的にあって、ただ成長の過程で自我を通さないといけない場面が多く生まれて、結果、人を思いやる気持ちが薄れていく。

だから敢えて、「人には優しく」の教育が始まる。

思いやり、優しさ。本当は教える、伝える前から持っているのかもしれません。

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・・・・・まぁ魔の二歳児、イヤイヤ二歳児ではこうはならないので、単純に成長しただけかもしれませんが。

 

子供は本当にこっちを愛してくれます。大事に、大切にしてくれる。

彼が与えてくれる以上の愛情、もっともっと彼に与えていきたいです。

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