七分目

暮らしと心の余白作り

中年女性、身だしなみを考える

綺麗にしてはるわぁ。。。。

最近出会った50歳前の女性を前に、思わず口から出そうになりました。

なんとまぁ隅々まで手入れが行き届いていること。

 

年齢が出る髪の毛、ロングなのにパサつきなし、痛みなし、白髪なし(←大事)

同じく年齢が出る手先、短めに整えられた爪はつやつやのピカピカ。

ネイルをしない爪って、自爪の状態や手入れ具合が如実に出ます。

美しさをキープするのは相当の意識が必要。

そんなささくれもかさつき乾燥皺も見られない指には結婚指輪と、エタニティーリングの二本づけ。

耳元にはシンプルな一粒パールのピアス。

そして一番はすっと背筋が通った姿勢。

う、う、美しい。。。。。。

 

華美ではなく、でも確実に時間とお金がかけられた容姿に落ち着いた雰囲気、姿勢。

これよ、これこれ、これ目指す所~

 

40歳を過ぎて着飾る気持ちはないけれど、貧乏くさい生活に疲れた、所帯じみた雰囲気をまといたくないと、身だしなみを彷徨う日々でしたが、とてもいいお手本に出会えました。

 

同年代のおしゃれ友人達にはないマイナスのゴージャスさ(そんなんある?笑)、

生き方や自分への配慮が感じられる風貌は本当に参考になります。

 

美人とか美人じゃないとか、中年以降はもうそこではなくて

「どれだけ自分を労わってあげられるか」

労わり=時間と意識、お金をかけてあげられるか、なのかもしれません。

 

私も自分を労わってあげよう。

自分に時間とお金をかけることは悪じゃない。労わることで自分を大事にし、その姿は周りを幸せにする。

その女性が私に与えてくれたのは間違いなく「幸せな気持ち」でした。

美しい花や自然、絵画を見て感じる安らぎと同様の温かい気持ち。周囲をそんな気持ちにさせるのが身だしなみであり、身なりのマナーなのかな。

 

43歳にしてやっと「身だしなみ」の重み、大切さを実感しています。(遅い)

さて私は何から始めるか。少しわくわくしています。

 

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