七分目

暮らしと心の余白作り

京都五山送り火 2020年は

京都五山送り火

京都四大行事(葵祭祇園祭時代祭)の一つで、8月16日に文字通り火を灯し、霊を送る京都の伝統行事。

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これって全国レベルの認知度だった?

 

京都、ローカル行事だと思っていた私、

「何言ってんの、知らない人いないよ」

名古屋出身の旦那に言われ、びっくり仰天。生まれた地域から離れたことがないと、度々こんなことが起こります。

自分の常識が他の地域ではそうでもなかったり、当たり前が当たり前じゃなかったり。

 

五山の送り火、そんなに有名なの。。。。。

見てる人はほとんど地元の人だと思っていたけど、観光客もいたのか。今までは。

コロナ、コロナの2020年。あらゆる行事は中止され、観光客の姿が消えた今年は様子も違いますが、様子が違うのは行事そのものも。

祇園祭が中止され、五山の送り火もどうなるかと思っていましたが、こうなりました。

 

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例年はしっかり「大」の字に点灯されるかがり火、今年は数を大きく減らして。

通常を知っているからか、自然と「大」と読めます。

いつものように立派ではないですが、おぼろげで、優しげ。

 

衰えないコロナの猛威、自粛自粛で人々の、私自身のパワーも落ちているのでこれくらいで十分、染みわたります。

 

世界中、日本中、コロナで逝ってしまった命は途方もない。来年は大きく点火できたらいいな。優しい送り火は最初で最後になりますように。

 

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