七分目

暮らしと心の余白作り

もしも、、、、限りなく低い危険認識度

男心はわからない。

男性、しかも幼児の心、脳の中は本当の本当に想像つかない異次元、未知なる世界。

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nanawarigobu.hatenablog.com

 

わからんなぁ、、、、思う事は多々ありますが、先日呆れると言うか、いい学びになった事が。

 

常日頃から2歳の娘と仲良く遊ぶ息子、日頃は大人しい性格ですがその時ばかりは親分肌全開。その場を仕切り、妹にあれやこれやと指示します。

 

その日はソファーからのジャンプ合戦?飛び合い遊ぶ兄妹二人。

そして娘がジャンプする傍らで室内車を乗り出した息子。

「危ないから娘の近くで乗らないで」

言った直後、ジャンプした娘向かって発進!!

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危うく娘と衝突しそうでした。

 

驚いた私は思わず大声、

 

「何やってんの!!」

 

自分で言っといて思いますが、この「何やってんの」ってかなり無駄なセリフですね(笑)何やってるもない。見たまんま。何もくそもない。

自覚しつつ、でも毎回使うこの口癖は直したい悪癖の一つ。

 

話はそれましたが、5才が乗った急発進の室内車とソファーから力いっぱいジャンプした2歳が衝突してたら、、、、、考えただけでぞっとします。

 

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「あかん!あかんよ、絶対危ない!」

危険さを説明し、ジャンプする娘の近くで車に乗らないで。強く訴え、一通り言い終わってふっと、

「、、、、あんたは何がしたかったん?」

息子に聞いてみました。

 

きつく怒られた直後、もごもご喋る言葉を解析すると、

「(娘が着地する)ギリギリでピタッと止まりたかった(しかも格好良く)」

 

・・・・・ギリギリでピタッと止まる?もし止まれなかったら?

もし止まれなかったらぶつかると思わなかった?

 

「思わなかった」

 

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・・・・・・。

 止まれないと思わなかった。だからぶつかって危ないとも思わなかった。

 

・・・・・・・・・マジですか。

 

私は「息子は危ないとわかっててやった」と思い込み、それはそれは強く怒りました。でも5歳児は危ないと思ってなかった、知らなかった。

 

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こんなケースは他にもあります。親が子供に怒る時、

「知っててやった」「駄目だとわかっててやった」思い込んでることは多くて。

そうじゃない。危険な行為だと思わなかった。良くない行為だと知らなかった。

親にとって当然のことでも幼児にとっては当然ではない。

 

自分の基準は他人の基準と違う。自分の価値観は相手の価値観と違う。

まして幼児。経験値が圧倒的に足りず、まだまだ知らないことだらけ。

危険に対する認識が成人と大きく差があるのは当然で。

 

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それを忘れていたのは私。もしそれが頭にあったら、大噴火、怒る前に

 

「もしかして危ないって知らない?わかってない?」

 

一瞬思ってもう少し冷静に、的確に叱れたと思います。

 

怪我や事故につながる行為を強く叱る、怒るのは必要。

でも確信犯だと思い込まないこと。

5歳男児、これからどんどんやんちゃに、活発に、女親が理解できない言動が増えるでしょう。

厳しく怒る前に「もしかして知らない?わかってない?」意識したいと思う一件でした。

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