コロナ陽性者との濃厚接触者、その家族として厳重な自粛生活を続けています。
朝晩二回の検温に家族全員異常なく、元気にステイホーム。
息子のプラレールも更にパワーアップ、リビングは線路線路で足の踏み場がありません。
めっちゃ邪魔。。。。掃除できひん。。。。どかしてー!!
言いたいのをぐっと我慢。時々ぶつけては崩落する陸橋を慌てて修理する毎日。
当然娘がぶつかっても壊れます。
当初は「(娘が)壊したー」大騒ぎしていた息子も、巨大な線路を作ったのは自分、みんなの邪魔になっているのを自覚したようで、娘が壊しても怒らないように。
4歳児、成長しています。
そんなある日、珍しく午後の早い時間に夕立がありました。
ん?夕方じゃないから夕立じゃない?ただの通り雨?
とにかく結構な勢いで雨。
雷も鳴り始め、風も強い。
慌てて家中の窓を閉め、ふと東の空を見ると、、、、、、
反対、西の空は暗い灰色、雨雲で、でも雲の隙間から所々に光がさしています。
家のベランダから見える空。
限られた視界の中で、夏らしい入道雲、黒い雨雲、差し込む光。夏の空が勢ぞろい。
綺麗。。。。
思えば普段は出勤、オフィスビルの中。
夕立ちが来ても、ビルの中から空はほとんど見えなくて。
何よりそんな時間的、精神的ゆとりはありません。
もう夏も終わり。
大変な夏でしたが、夕立ち空を綺麗だな、美しいな。
感じられる私はとても恵まれて、幸せだとしみじみ。
コロナは十分な時間と、普段は見過ごす、小さな幸せ、美しさを感じさせてくれます。
最初は長いと思えた自宅待機、朝に晩に、ひしひしと感じる夏の終わり。
終わりを意識すると寂しくなるのはいつもの事。
次の季節、次の暮らしが始まります。