七分目

暮らしと心の余白作り

目的と目標と手段

目的と目標と手段。

これ、しっかり区別できますか??

f:id:nanawarigobu:20200206054951j:plain

私は結構間違えてしまいます。ごちゃ混ぜにしてしまう。

 

特に家事って手段と目的が間違えやすい部分があって。

 

掃除するのは衛生状態を保つため(目的)の手段。

安全と栄養を考慮した料理を作るのは健康を保つため(目的)の手段。

洗濯するのは清潔な衣類を身に着けるため(目的)の手段。

 

極端な話、衛生状態、栄養状態が保てるなら掃除も料理も洗濯も必要ない。

 

でも毎日毎日家事をしていると何故かそれが目的になってたりします。

家中ピッカピカ、一汁三菜てんこ盛り食卓、汚れた衣類は1枚もない、が目的になり、目標になってしまうことが。

f:id:nanawarigobu:20190714054648j:plain

 

・・・・・・ちゃうよな。ちゃうよ。間違ってるよ、多分。

 

間違ってるし、家事そのものが目的、目標になってしまうと、しんどい。苦しくなります。

だって終わりがないから。

家事は24時間、天井知らず。

やってもやっても終わる側から出てきて、質を求めれば上には上がある。

 

だからちゃんと、「これは手段だ」しっかり見極めることが大切で。

今、衛生状態、栄養状態が保てていたら目的は達成できている。手段として問題ない。

問題がないならそれでいいのです。

f:id:nanawarigobu:20200418071556j:plain

 

ただ料理、食事作りは別の側面もあります。

栄養状態だけじゃなく、子供の心に届いて欲しい。

親が自分の為に温かい手料理を作ってくれる(美味しいかどうかは自信なくても)

愛情を伝える手段でもあるし、その記憶は持って欲しいです。

 

自分が幼い頃、親が丁寧に作ってくれたのは嬉しかったし、記憶に残っているように。

f:id:nanawarigobu:20190415150222j:plain

 

仕事は生活の糧を得るための手段。仕事自体は目的ではなくて。

もし今の手段が苦しい、割に合わないなら変えてもいい。目的(生活の糧を得る)が達成されるなら。

仕事は数ある手段の一つに過ぎず。

 

それも同じく「これは手段だ」自覚することが大切で。

目的と混同すると変に考え過ぎたり、しんどくなります。

 

目的と目標、手段を混同しない。

簡単なようで難しいです。

f:id:nanawarigobu:20190607054933j:plain

 

七分目 - にほんブログ村