約4年ぶりに一人で映画館に行きました。
妊娠、出産、子育てで時間的にも精神的にも余裕がなく、公開映画のチェックなんて何年もしていませんでしたが、ここに来てようやくそんなゆとりが。
観に行ったのはあらすじと前評判の良さで公開前から気になっていた作品、
韓国映画「パラサイト 半地下の家族」です。
意気揚々と大画面での鑑賞。
面白かったです。
評判通り予測のつかない展開、くすりと笑える場面、風刺の効いたブラックユーモア、テンポも良く息もつかせず観客を引き込みます。
スッキリ整った大豪邸、乗り心地良さそうな高級車、美男美女は見ているだけでうっとり。
面白い、間違いない。
反面、、、、、めちゃめちゃ後味が悪かった。。。。。。。(私は)
笑いながら、楽しませながら、でもこの映画の伝えたい事が深くて、重くて、人の本質に関わる難しさがあって。
いい映画ってただ面白いだけじゃなく、見終わってから考えさせられます。
色んなシーンが思い出されて、そこに込められた意味、メッセージ、数日ずっと思考が続く。
今回の余韻もなかなか強烈。頭に居座ってふっとした瞬間思い出されます。
「パラサイト 半地下の家族」
生臭いシーンも多いですが、観応えあるいい映画、じっくり楽しめました。