少し遅れてのホワイトデースイーツ。
京都、然花抄院のカステラ。
京都の真ん中、中庭の見える落ち着いた茶房を持つお菓子屋さん。
看板商品の生カステラ、然(左の白い方)が有名です。
生だけに要冷蔵で消費期限が2日。ケーキやね。
出来損ない?膨らまなかった(笑)?
いやいやこれが完成形。見るからにしっとり。
黒い方、卵蜜は少し長くて常温保存で6日。それでも通常のカステラと比べると俄然短い。
こっちはザラメがまぶしてあります。
共に卵にこだわり、濃厚な黄身の味が強みだとか。
両方食べてみました。
生カステラ、めっちゃ生!
切ったナイフに真っ黄色のカステラがねっちょり。
火、通ってる?聞いてしまうようなねっとり感。
食べると、何でしょう、、、生。ですわ、本当に。ヌガーみたいな、生キャラメルを軽くしたような、クリームブリュレをもっと重たくしたような。
カステラと言うよりカステラクリーム。
煮詰めた濃厚なカステラクリーム、最後にぶわっと卵の風味が届きます。
癖になる味。ちびちび、ちびちびが止まらず、結構甘いけど結局食べてしまう。
卵蜜の方はカステラにありがちなパサパサ感はなく、でもまぁ遜色なく普通の領域。ザラメが効いてて美味しいですが、選ぶなら断然生の方かと。
これ、お庭を眺めながら食べたら更に美味しいだろうな。
初めての生カステラ、ご馳走様でした。