家事より育児 家事の手を止める心の余裕
食べることが大好きな息子、最近は台所作業、料理にも興味津々です。
平日帰宅後、朝の洗濯物を片付け、保育園からの怒涛の汚れものを洗濯し、さぁ夕食準備。そんな時息子が
「お手伝いするーーーーーーー」
台所に補助椅子を持って来ました。
マジか、今か、平日のこの一番忙しい時間か。
そこにあなたの椅子があると母は何もできませぬ。
食洗器の食器片付け、下準備するから少し待ってて。説明して、一旦立ち退いて頂きましたが、隙があればすぐに戻ってきます。なかなか手ごわい(笑)
やらせてあげたい、でも時間は取られる、限られる。どの作業だと彼は気が済む?納得する?手を動かしながら考えていると、息子が一言、
「ママが疲れてると思ったから・・・・・」
情けなくて涙が出そうになりました。
彼に何とか台所から離れて欲しい、思案する私は多分深刻な、怖い顔をしていたと思います。
私を労わってくれる、気遣ってくれる息子を邪険にしていた自分。
手伝いたい、お料理したい、子供の欲求、希望を最優先に尊重できない自分。
手伝うと食事の支度は遅れます。でもたかだか5分、10分。それができないのは単に私の心にゆとりがないから。さっさと済ませてしまいたいから。
復職してから事あるごとに、ママは疲れているのよ。大変なのよ。
だから静かにしてて、一人で遊んで待ってて。
一人にさせる事、待たせる事が増えていました。1歳の妹と二人で絡むこともありますが、それでも基本は一人。
一人遊びも上手になったし、それでいいと思っていましたが、単に私が息子に甘え、頼って家事、自分の用事を優先していただけ。
時短家事、手抜き家事をするのは子供を優先するため。
時間のない平日、日常でも子供に寄り添うため。
履き違えないよう家事の手を止める癖をつけたいです。手を止められるのは心の余裕。
考え方、感じ方を変えれば体得できる気がします。
今回痛感した自分の未熟さ、息子への申し訳なさを忘れないよう。
明日から、また頑張ろう。